死に関連することば(2)
その意味をよく知らず、やり過ごしたりしがちな、普段使わない葬儀用語や死にまつわることばの意味を考えます。
【不帰(ふき)の客】
再び帰らない客、すなわち死ぬということを婉曲に言ったことばです。「父はついに不帰の客となった」などというように使います。
【訃報(ふほう)】
訃音(ふいん)、悲報ともいいますが、人の死を知らせる知らせのことをいいます。"訃"のつくりの"ト"の文字は「倒れる」という意味で、"訃"という文字だけで「死んだ知らせ」という意味があるのです。
【不例(ふれい)】
普通ではないという意味から、高貴な人の病気のことを指すことばです。
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【虫の知らせ】
確かな根拠もないのに何か不吉なことが起こりそうだと感じる予感のことをいいます。人の体に宿る、感情を支配するもののことを虫ととらえて言うことばです。虫を使った慣用句はいろいろありますが、虫の知らせは突然の事故や病気、死など衝撃的なことを指す場合が多いです。
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【黙祷(もくとう)】
声を立てずに神や亡くなった人の霊に祈ることをいいます。心の中で語りかけたり、内証といって、自分の気持ちを見つめなおしたり整理をすることを行ったりします。集団で死者を追悼する場合に行われることが多く、終戦の日に、戦没者への慰霊のとして黙祷を行うことはひとつの社会的儀礼になっていますが、一種の敬礼的な側面もあります。たいていは1分程度の短い時間となっていますね。この短い時間に何を祈るかは個人の心の中にしまわれることなので誰が何を思っているのかは語られませんが、慰霊の場合は故人が何の懸念もなく安らかにお休みいただけることを祈る時間として心をこめて捧げたいものです。
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【定命(じょうみょう)】:仏教語。
生れ落ちる前から、前世より定められた寿命のことをいいます。生命とは、前世の因果、業によって決まっているものですが、地域や時代などによって全体的に変遷すると考えられているそうです。自分の寿命があらかじめ決まっていて、その運命を握って生まれてくるのであれば、病で無念な死を遂げることになっても、それは受け入れるべきことなのですね。長いか短いかは人によって違いがあるのでしょうが、そのときまでに何をするか、何を遺せるかを考えるのが自分に与えられた課題なのではと思えてきますね。
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